こんにちは
からだ整骨院 有野院の田中です。
7月も終盤となりましたがまだまだ夏本番の真っ只中。
こう暑い日が続くと毎日汗ばむ事が多いと思いますがクーラーに慣れてしまった現代人は
蒸し暑い夏に塩分を多く含む汗をかいて体力を失う事が多いそうです。
逆に塩分が少なくて、水に近い汗をかくことができれば夏バテや熱中症の予防に繋がります。
今年は猛暑になると言われているので暑さが本格化する前に汗が出る通り道である「汗腺」の働きを
活性化させる訓練を積み、水に近い「良い汗」をかけるようになりましょう。
暑さ・運動などで皮膚や体内の温度が上がると脳の視床下部にある体温調節中枢という部分から
指令が出て、皮膚の表面にある「エクリン汗腺」に伝わり、細胞内の塩分と水分が汗腺の中に移動します。
これが汗の元です。
汗と血液の成分は似ていて、双方とも身体に必要な塩分をたくさん含んでいます。
健康な汗腺は人にとって大事な塩分を再度吸収し、体内に戻す機能を持っているので、
そのおかげで身体から出る汗の成分の99%は水なのでサラサラとしていて、
臭いの原因にも成り難くなります。
これが日頃、冷房が効いた環境で生活していると汗腺の機能が衰え、
塩分を再吸収し難くなってしまいます。
こうなると汗線から濃い塩分を含む いわゆるベトベトした「悪い汗」が出やすくなってしまい
それにより塩分が失われ、結果 体力が落ち、夏バテしやすくなり、
よって汗をかく量も全体的に減ってしまう為、体温調節が困難になり、目まいや吐き気、
意識障害などを招く熱中症にもかかりやすくなってしまいます。
こういった状態にならない為には、冷房によって衰えた汗腺の機能を回復させることが大切です。
ではいったいどんな方法が有効なのでしょうか?
まず一つ目はジョギングなどの少し息が切れるくらいの運動などで数週間程、毎日汗をかくようにすれば
汗腺の機能がよみがえり、体内から出て行ってしまう塩分が少ない「良い汗」をかけるようになります。
又、運動する時間がなかなか無い方には『 足 湯 』がお勧めです。
バケツに熱めのお湯を溜め、ふくらはぎの辺りまでつけます。こうすると普段の入浴よりも
長い時間続けられるのでしっかり汗をかく事が出来ます。
お湯の温度を高め(43℃くらい)にすると汗は出易くなりますが心拍数も上がりやすく
なってしまいますのでご年配の方や循環器系の病気を持つ方は38~40℃くらいの湯に
つかるようにしましょう。
また長時間つかり過ぎると全身の血管が開き、逆に血圧が下がってしまい、
この状態で急に立ち上がると脳へ送られる血液が不足し、意識を失う事もあるので注意が必要です。
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