こんにちは!有野院の阪本です!

今日は立っているときの姿勢で、正しい姿勢とは何なのか、どのように判断するのかをお伝えします!

まず頭部、体幹、骨盤、四肢の配列のことをアライメントといいます。

安静立位姿勢(重力の影響が最小で姿勢を維持する筋活動や消費エネルギーが最小状態の立位の事)における理想的なアライメントは、前額面(身体の正面、背面)、矢状面(身体の側面)、水平面から見て、それぞれがきれいに整列している状態です。

・前額面からみた理想的なアライメント

背面から見て、外後頭隆起、椎骨棘突起、殿裂、両膝関節内側間の中心、両内果間の中心を通ります。

・矢状面からみた理想的なアライメント

耳垂、肩峰、大転子、膝関節前部、外果の2~3センチ前部を通ります。

頸椎前弯角・・・約30~35度

胸椎後弯角・・・約40度

腰椎前弯角・・・約45度

仙骨底・・・第五腰椎に対して約40度前下方に傾斜しています。

この理想的な姿勢が取れると、自発的な身体動揺はわずかで、直立姿勢を乱すように働く重力の影響を最小にして立つことが出来、また、立位姿勢を保持する為に必要な筋活動やエネルギー消費が最小になるという特徴があります。


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