こんにちは、有野院の阪本です。
皆さんはストレッチにも種類があることをご存知ですか?
ストレッチを大別すると2種類に分けられます。
静的ストレッチと動的ストレッチです。今回はその二つの違いを理解して、効果を最大限に発揮できるようにしてきましょう!
・静的ストレッチ
スポーツ後、就寝前に最適なストレッチ
静的ストレッチは、息を吐きながらゆっくりと静かに筋肉を伸ばしていくストレッチ。
関節と筋肉の柔軟性を増し、筋肉の疲労状態を回復する。また、息を吐きながら筋肉を伸ばすことで、神経回路が副交感神経優位になり、筋肉をリラックスさせることが出来る。急激に伸ばすと筋肉が危険だと感じ、筋肉がそれ以上伸びないようにブレーキをかけてしまうので注意しましょう!
☆メリット
・体が暖まっているスポーツ後や、入浴後に行うと効果を発揮する
・リラックス効果もあるため就寝前にお勧め
☆デメリット
・競技前に長時間行うとパフォーマンスが下がることもある
☆動作の特徴
息を吐きながらゆっくりと筋肉を伸ばす。反動をつけて行わない
・動的ストレッチ
運動前に、動ける身体を作るストレッチ
動的ストレッチは関節を大きく動かし、その周りの筋肉を伸ばすもの。体を温めながら運動することによって関節の動きがなめらかになる。関節は主動筋が収縮することによって曲がるが、その時反対につく拮抗筋はストレッチされている。
☆メリット
・スポーツ前に行うと競技パフォーマンスの向上が期待できる
・関節の可動域が広がることで動きが滑らかになる
☆デメリット
・体が少し興奮状態になるので、競技後や就寝前は不向き
☆動作の特徴
関節の動作を複数回反復する。呼吸を意識し正しいフォームでおこなう